みずみずしくて甘い桃で疲労回復&アイチエイジング!!
2022.6.7
甘くてみずみずしくておいしい桃。
桃はおいしさに加えて栄養満点なことをご存じですか?
健康に良いのはもちろん、美容やダイエットをしているかたにもオススメです。
またこれからの暑い季節、桃の甘味成分では疲労回復や夏バテ防止も期待できますよ!
今回は、桃の栄養素や美味しい食べ方などをご紹介します!
桃に含まれる代表的な栄養素は?
ビタミンC
ビタミンCは、美肌のもととなるコラーゲンを作り、シミやソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑制してくれる効果があります。他にもビタミンCは、胎児の発育のために不可欠な鉄分の吸収率を上げる働きがあります!
ペクチン
食物繊維の一種で、腸内の乳酸菌を増やし、腸の調子を整える働きがあります。便秘や下痢の対策になるペクチンが含まれているため、便秘気味の方、妊娠中の方にオススメです!
ナイアシン
ナイアシンはビタミンの一種で、摂取した栄養をエネルギーに変えるときに必要不可欠とも言われています。また、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する酵素を助けることもあり、二日酔い緩和が期待できます。お酒好きな方は是非摂取していただきたい成分でよ!
桃の1個あたりのカロリーと糖質は?
・桃1個(約200g)あたり、カロリーは80kcal。糖質は18g!
桃は甘いので高カロリーと思いがち。
しかし低カロリーな上、決して高糖質ではないのです!
なのでダイエット中でも安心して食べていただける果物なんです。
実は意外と知られていませんが、桃の葉にも栄養がたっぷりと詰まってるようです。
カリウム
カリウムは桃の果肉の部分にも含まれる栄養素です。余分な塩分を体外へと排出する作用があり、血圧を下げたりむくみ解消の効果があります!
タンニン
日焼け後の赤みをやわらげたり、あせも・虫さされの治癒力を高める効果があり、血管を収縮させ肌を引きしめる、美肌効果があります✨
マグネシウム
マグネシウムは、エネルギー代謝の補助酵素がエネルギーを作るときに助ける役割を担ったり、利尿作用余分な水分を体外へ排出してむくみを解消する効果が期待できます!他にもマグネシウムが不足すると筋肉を収縮させる信号が乱れ、足がつったり痙攣を起こしたりしやすくなることがあります。
桃には種類があります
①白肉種・・・果肉が多く多汁で、甘味が強い
②黄肉種・・・果肉は黄色で固く、酸味が強い
③ネクタリン・・・果肉はち密でオレンジ色、桃と杏を合わせたような味
桃のおすすめの食べ方
皮ごと食べる!?
桃の皮には食物繊維の一種であるペクチンが多く含まれています。また、皮と果肉の間には強い甘み成分もあるので皮ごと食べるのはおすすめです。
おいしい桃の選び方6つをチェック!!
①左右対称でふっくらと丸みがある
②中玉以上(大きいほど美味しい)ずっしり重みがある
③はっきりとした紅色
④お尻にしっかりした枝の跡が残っている・甘い香りがしている
⑤産毛が密集していてそばかすのような白い斑点がある
⑥甘い香りがする
おいしく食べるポイント
①冷やし過ぎると低温障害を起こし味が落ちますので、常温保存で!
②食べる2−3時間前に冷蔵庫の野菜室に入れると良い!
③軽く触れて、柔らかみを感じたら食べ頃!
オススメの切り方
- 桃の割れ目に包丁を入れ、一周グルッと切れ目を入れる。
- 手で2つに割り、種を取り除く。
- くし形に切る。
- お好みで皮をむく。
ポイントはくし形に切ることです!
↑これには理由が!!
桃は頭側よりもお尻側のほうが甘いので、甘さが均等に味わえるようなくし形が桃を1番おいしく楽しめる形なのです。皮と果肉の間には甘み成分が多く含まれているので、皮はできるだけ薄くむくようにしましょう。
湯剥きで皮を剥く
包丁で皮をむくのが苦手なかたはお湯でむく方法も!
- 鍋に桃がすっぽり入るほどのお湯を沸かす。
- 沸騰したお湯に桃を約20秒入れる。
- 取り出したら氷水に入れる。
- しっかりと水気を取ってから皮をむく。
ポイントはお湯に入れる時間を守ることです。長い時間加熱すると、食感が損なわれたり変色してしまいますので気をつけてくださいね!
包丁で皮をむくとつい果肉まで削りとってしまう。。。そんな方は是非湯剥きを試してみてください!
最後に・・・
桃は購入した時には食べ頃である場合が多いので、できるだけすぐに食べましょう。
桃はおいしいだけではなく、栄養素も豊富に含まれている果物です。適量を食事に取り入れて、食生活の見直しにぜひ役立ててください。みなさんがジュワッとジューシな美味しい桃に出会えますように!