マンゴーっカラダにいいの?
2022.5.28
南国フルーツの定番として人気の高いマンゴー。
そんなマンゴーはおいしさだけでなく、女性にとって大切な美容や健康に良い効果を期待できる栄養豊富なフルーツです。そんなマンゴーの気になる栄養やカロリーをご紹介します。
濃厚な甘みとジューシーな果肉が特徴で、生として食べることはもちろん、加工したドライマンゴー、スイーツとしてのマンゴープリンなども人気が高い世界三大果物ひとつなんです。
生のマンゴーのカロリー・糖質量はそれぞれ100gあたり、カロリー68kcal、糖質15.6g です。濃厚な甘みがある分、マンゴーのカロリーはフルーツとしては高めとなっています。
マンゴーの美容効果は!?
マンゴーに含まれるビタミンCとビタミンEは、女性にとって嬉しい肌の美白効果が期待できます。
ビタミンCは、シミやくすみの原因となるメラニン色素を薄くして生成を遅らせ、ビタミンEは、血流を促すことで肌のターンオーバーのサイクルを整えて、日焼けした肌を元通りにしてくれます。
さらに、ビタミンCが持つ抗酸化作用には、シミやシワを防ぐはたらきがあり、粘膜の再生効果もあるため、皮膚や粘膜の健康を保ち、肌荒れなどのトラブルを防止します。
マンゴーに含まれるβカロテンをビタミンCと組み合わせることで、美肌やアンチエイジングも期待できますよ!
マンゴーの健康効果は!?
マンゴーには
- カリウム
- ビタミンC & ビタミンE
- β-カロテン
- 葉酸
が含まれています。
「カリウム」
血中の余分な塩分を尿中に排泄させ、血圧を下げる効果があります。
血液をサラサラにすることで、血栓ができるのを防ぎ、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防が期待できます。合わせてカリウムには、体内のナトリウム量のバランスを保つ効果があります。
過剰なナトリウムや水分の排泄を促してくれるため、むくみの解消も期待できます。
ビタミンCとβ-カロテンは、免疫力アップにも役立ちます。
「βカロテン」
体内で必要に応じてビタミンAに変わります。そして残りは過剰な活性酸素を抑止します。
活性酸素が体内で増えすぎると、身体に有毒な「過酸化脂質」を作り出し、免疫機能が低下し、動脈硬化やがんなどの病気の原因にもなります。そこで、ビタミンCとβ-カロテンなどの栄養素を摂取することで、活性酸素が増えすぎるのを防ぎ、免疫力を上げるサポートをします。
「葉酸」
葉酸は赤血球を生産を助けるはたらきがあるとされていますので、葉酸を摂取することで貧血予防につながるでしょう。貧血を予防するために、鉄分などだけでなく葉酸も摂取するようにしましょう。
また、葉酸は熱に弱い栄養素なので効率良く摂取する上で、加熱する必要ないマンゴーはおすすめです。
マンゴーの1日摂取目安量
栄養素が豊富なマンゴーですが、カロリーや糖質も他のフルーツと比較すると高めですので、食べ過ぎには注意が必要です。マンゴーの1日の摂取目安量は約1個、可食部のみだと約150〜180gとされています。ドライマンゴーの場合は約50gを目安にしましょう。
美味しいマンゴーの選び方
マンゴーは熟すにつれて、甘い香りがするようになり、完熟すると柔らかくなります。
なのでマンゴーを選ぶ際は、香りが良く触れた際に柔らかいマンゴーを選ぶことをオススメします。
まとめ
南国フルーツの定番として人気の高いマンゴーですが、その魅力はおいしさだけではありません。
豊富な栄養素を含み、美容や健康維持にも役立ちます。これから暑くなる季節、美味しいマンゴーを選んで積極的に食事に取り入れてみてはいかがでしょうか!